トレードを1週間どう乗り切るかについて

マインドセット 資金管理

トレードの収支をどのような期間で区切るか、この考え方はとても重要です。僕の感覚ではサッカーやテニスなど、スポーツにも見られるような技術的パフォーマンスと体力がバランスよく保つことができる「エンペラータイム(絶対時間)」の概念は非常に大切だと考えています。

エンペラータイムとは某アニメのキャラクターが、劇的に強くなる特殊能力の名前です。自分の持つ能力を100%自由自在に扱えるという、絶対的な時間のことをいいます。スポーツでいうところのランナーズハイのようなものと近いと思ってください。そしてトレードにもこの「時間」の概念は非常に役に立ちます。

FXトレードの区切りはいつなのか

トレードはある意味で一生かけて取り組む投資活動ですが、収支の起点と終点を決めて自己分析や資金効率を考察するなど必ず一定の期間集計が必要です。

僕自信が最良のパフォーマンスを保っていられる期間は1週間です。1週間分の自分のトレードを振り返ることで、どのようなポイントに反省点があるのかノートに書き留めます。

1週間以上だと記憶が朧気となり、反省に繋がらず同じ過ちを繰り返す可能性があるというのも、この1週間という比較的に短い集計期間に設定している利点と言えます。

そして1週間というのは各曜日ごとに、やはり相場の癖のようなものがあって、トレードするにあたり留意する事項などが曜日それぞれ違います。

その特徴を押さえつつ、自分のトレードのリズムを曜日に合わせ収益がプラスになるようにコントロールします。ではコントロールとはどのようなことを意識するのか、細かくご紹介します。

週前半戦(月~水)

月曜日はとにかく出だしが大切なので、慎重にトレードを進めます。とりあえず手元にある証拠金がいくらであろうと、まず「軍資金を作る」ことを意識してトレードします。

軍資金とは少額でもいいので軽めの勝ちをまず確定し、週後半に向けこの小さな軍資金を元手に、大きくレバレッジをかけられるエントリーポイントを待ちます。

なんなら月曜日はノーエントリーでもかまいません。本番は火曜以降、週明け月曜に出来た相場の流れやリズムに体を慣らしつつ、しっかりトレンドに乗っていきます。

そして大体、火曜か水曜あたりでグッと伸びた通貨にしっかり乗れていれば、証拠金は1.5~2倍くらいになっています。

逆にここでミスを犯し負け込んでしまった場合は、週後半は残念ながら「尽きない限り証拠金額を元に戻す作業」が主なトレードとなります。

週前半に1つ決めている絶対ルールは、1週間で負けてもいい額を決めておくということです。週後半までその資金がもたなかった場合は打ち止め、週後半はどんなチャンスが来ようと指を咥えて傍観するしかありません。それが嫌なら、週前半はセーブしつつ固い勝ちにこだわるのです。

週後半戦(木~金)

週前半戦の結果がどうだったにせよ、週後半は「資金を守る」ことにフォーカスします。

負けているなら「資金が完全に尽きないように丁寧にリカバリー」、勝っているなら「しっかり稼いだ分が残るように」トレードします。

ありがちなのは、負けているから取り戻すためのハイレバ一発ギャンブルトレード・・・。これをやっているうちは、断言しますが一生勝てません。というより理論上、勝ち続けることができません。

週で負けないようにする

ということで、まずはここからです。1週間を通して、安定した資金計画のもと焦らず固いトレードができるようになることが大事です。

もし1週間の収支がプラマイゼロだったら大成功です。これができれば、プラスに転じるのは簡単で、勝ち越した時点でトレードを打ち止めてしまえばいいだけです。

大事なのはとにかく1週間をプラスで終えるのです、なんなら元金をそのままに勝った分は出金してしまってもいいと思います。

チャート分析と資金管理は別の能力

実は資金をプラスへ持っていくという能力と、トレードの上手い下手はあまり関係がありません。

いくらチャート分析に長けていたところで、お金の管理にも長けているとは限りませんし、何ならお金の管理が上手な方がよほどトレードは上達すると思います。

1週間というタームでまず、しっかり資金を残す方法を考え抜きましょう。勝率は関係ありません、勝率が50%を下回ってもリスクリワードが良ければ利益は残ります。1週間を無事プラスにできれば、それを4回繰り返せば1か月となります。気が付けば週で負けなくなり、出た利益×4週が月間の利益として残せるようになるでしょう。