FXトレードで勝つには基本に忠実であること

マインドセット

中級者によくある悩み、それは「知識や経験はもう十分にある」のに勝ちきれない。どうですか、もしあなたもこのような悩みをお持ちなら一旦、基本に立ち返ってみませんか?

僕もそうであったように、いや今でも忘れないようにいつも心に留めてある言葉は「基本を大切に」です。勝てるトレーディングとはすなわち、「基本ルールの集合体」なのではないでしょうか。勝ちの逆は負けですから、もしかするとあなたは、基本の逆をやっているのではありませんか?

基本の「き」

僕が個人的に重要視しているFXトレードにおける基本の「き」をご紹介します。勝つためには必須とも言えるスキルなので、曖昧な方はまずこの「き」から見直してみてはどうでしょうか。

ダウ理論

ダウ理論はレートが今後、どれくらいの時間、どの方向へ推移し易いかを示す羅針盤のような役割を持ち、言わばコンパスのような役割を果たします。

トレードは上か下かを当てるゲームですが、ダウ理論さえ理解していればある程度は正しい目線でトレードができるようになります。

僕がダウ理論の中で最も重要視している理論は、「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」というものです。

明確な転換シグナルって?という方は、ググってみてください簡単なので。つまりその、明確な転換シグナルが発生するまでは、同一方向にしかレートは伸びていかないということです。

ここで覚えておいて欲しいことは、「明確な転換シグナルが発生するまで、同一方向にのみトレードチャンスを見出す」という基本です。後述しますが、あなたはトレンド方向にトレードして大負けする人がそれほど多くいると思いますか?ダウ理論を理解し、「大局の流れに従ってトレンド方向にトレードする」という基本を是非、思い出してトレードされてみてください。

マルチタイムフレーム分析

案外、この分析を疎かにしているトレーダーを目にします。この分析方法を噛み砕いて説明するとすれば、「週足や日足などの上位時間足から下の時間足に向かって順に、ダウ理論で今の(またはこれからの)方向感を決定していく作業」と言えます。

デイトレードであれば最低でも日足から順に、5分足くらいまで下の足の方向感を全て予想できなくてはなりません。もし自信がないようなら、トレードなどすべきではありません。

完全に予想したところで、当たるかどうかは別問題。しかし成否は重要ではありません、相場は気ままですから。自分で自信を持って分析ができるということが何より重要です。

エリオット波動

ダウ理論、マルチタイムフレーム分析と併せて必ず必要となってくるのが「エリオット波動理論」です。相場は波打ちますから、ダウ理論で各時間足の方向性がわかっていたとしても、最適なタイミングでエントリーするためにはこのエリオット波動で、波の折り返し地点を割り出す必要性が出てきます。

エリオット波動は上昇5波と下降3波からなる1サイクルの波形です。この波形をチャートに当てはめることで、次の折り返し地点を予測し「折り返すまでトレードする」か「折り返しを狙う」、あるいは「折り返してからトレードする」など大きく分けると3パターンのトレードに分類できます。自分がどのパターンと相性がいいのかなど、自身のトレードスタイルと相談して策定していきましょう。

基本の「ほ」

基本の「き」は大方チャート分析に関する基本でした。次に基本の「ほ」として適切なことは、そうですやはり「資金管理」です。

ただ今更、どこにでも書いてあるような常識的な資金管理では屁のツッパリにもならないと思うので、少し哲学的な要素も含めてお伝えしたいと思います。

労働収入で得られる金額以上の負けを許さない

まずは何より大切なことは、「勝てるようになるまでトレードをし続ける」という覚悟です。そしてこれを実践しようとすると、必ず資金の壁にぶち当たります。

当たり前ですが、勝ち続けられるようになるまでは負け続けます。すると資金は減り続ける一方ですから、いつかは枯渇し相場から退場を余儀なくされます。

ともすればいったいどうやって、トレードをし続けることができるのか?ですが、これは僕の実践してきた方法ですが、「毎月貯金できる相当額だけでトレードに挑戦し続ける」というものです。

貯金は別にとってある状態で、労働で得る収入の余りをFXにぜんぶ突っ込みます。別に一部を貯金に回して、残りをFXに使うといった方法もアリだと思います。

このようにすると、貯金は増えませんが全く減りません。トレードで負け続けるのは、貯金に回せたはずの労働対価だけということになります。

これを何年も続けていると、いつしか負けにくくなり、月次でプラスの月がチラホラ出てくると思います。すると今度は勝った分を貯金に回せるようになるので、貯金は雪だるま式に増えていくことになります。

含み益や実現益にはレバレッジをかける

ひと口に資金管理といっても様々な考え方がありますが、僕は小銭に興味がありません。言い方は悪いですが、僕にとって月に数万程度の利益ではFXなんてやる意味はありません。

かといって数万円でも負けるのは嫌ですし痛いです、大事なお金は1円でも失いたくありません。

ですから僕は月や週の初めは割と慎重に、チャンスまでしっかり引き付けて少額でもいいので利益を取ることに専念します。

例えば月曜と火曜で合わせて5万円勝ったとしたら、水曜日にはこの5万にフルレバレッジをかけてワンチャン大きな波を取りに行きます。勝てばもちろん大きな利益が見込めますし、負ければゼロになるだけです。

つまり少額の利益でも多少積み上げればまとまった額になるので、そのもともとは無かった利益をより大きなものにするトレードを目指すということです。

僕はこの「目指す」という言葉には魔法がかかっていると思っていて、目指せば必ず近い結果を得られることが往々にしてあると信じています。

目指しもしないことは絶対に実現できなきことは誰でもわかっていると思いますが、なら目指せばできるかもよって話です。

でもさ、小さな利益をずっと積み上げていけばいいんじゃないの?と思った人もいると思いますが、僕の経験上ではこれがなかなか難易度の高い方法論なのではないかと考えています。

僕の感覚としては普段の小魚トレードなどチョコチョコ勝ったり負けたりするので正直トントンですが、巨大な獲物がやってきた時に大きく張って得た利益はその後、自分のトレードを次のステージへ運んでくれるきっかけを生んでくれるのではないかと思うのです。

要は小銭稼ぎに神経を擦り減らすのではなく、小さな餌で大きな獲物を掴めるような仕掛けを用意するということです。もちろんチャート分析がある程度は正確に行えるのが大前提となりますが、負けは小さく勝ちは大きくを強烈に意識したトレードを積み重ねることで自然と、勝ちが残る資金管理へ昇華するのではないかということです。

証拠金が入っていても銀行口座のような感覚でいる

どういうこと?って感じかもしれませんが、頑張って貯めた貯金を証拠金として入金し自分のトレード口座に反映された時点から無性にトレードがしたくなる人はいませんか?僕がそうでした。

とにかく証拠金がある限り、あらゆる相場シーンに立ち向かってボロボロになるまで戦い続けるサムライのようなマインド。自分はアホなのか?ってなるまで時間が掛かりましたw

証拠金が増えたり減ったりを繰り返していないと、なんだか落ち着かないというかサボっている感覚というかなんというか・・・。これが病気だと気づくまで相当な金を失いましたね。

そこで僕が学んだ教訓とは、証拠金も口座に入っている貯金と同じような感覚で、大事に大事に使わないといけません。ここぞー!いざ尋常に勝負!ってシーンがくるまで自分の金を相場に晒す必要性は全くないということです。別に1週間、1ヶ月の間に1円たりとも増えなくたって構わないんですよ。相場はずーっと動いています、美味しいところだけを狙い撃ちするスタンスを手に入れましょう。

きほんの「ん」

最後の基本は「トレードに向き合うマインドセット」について、言わばメンタルのお話です。僕はこれが実は一番大事なんじゃないかと思っています。

これまで散々トレードと向き合ってきたつもりですが、やはり自分のメンタルの在り方次第でトレードの成績が大きく変わることを肌で実感してきました。

では僕が基本としているメンタル維持の方法をいくつか紹介したいと思います。

仕事とトレードの両立について

僕は兼業トレーダーですから、日中は真剣に仕事をしています。もちろん一切の手を抜きません。ですが、日中にチャートを見ていないかというと、バンバン見ています。こちらも真剣そのものです。

片方に集中していれば、もう片方はおざなりになっているという考え方ではありません。相場も本気で取り組んでいますから、どちらも本業です。これって何か問題ありますか?

そんなこと決めるのは自分なので、考え方次第なのです。専業トレーダーになりたいかと言われると、全くなりたくありません。仕事をしながらでも十分トレードはできますし、夕方からエントリーかけて利益を得る事は十分に可能です。

仕事がキツイから専業トレーダーになりたい人は多いかもしれませんが、専業トレーダーが楽かと言えば絶対にそんなことはありません。そんなこともわからないで安直に専業になりたいと考えているのであれば、まだまだ相場経験が足りないと言わざるを得ません。

厳しい言い方をしましたが、仕事や家事など主としてやるべきことがある人は尚更、トレードと自分が向き合うべき日々の生活をどれだけ馴染ませられるか、これに尽きると思います。あくまで自然体で、仕事が終わってテレビやYouTubeを見る習慣がある人なら同様に、相場を見ながら笑ったり泣いたり感動したり、トレードとは明日の活力となるような魅力的なものでないといけません。

当たり前の認識

朝早く起きてチャートをチェックする、仕事中も相場の流れが頭の中でイメージできる、夕方からエントリーするポイントを絞り込んでおく。帰宅したら伸びた方向のトレンドに対し利確ポイントを意識しつつも、夕飯や風呂を済ませ家族との団らんも大事にする。

これが僕の当たり前の日常で、稼げる日もあれば負けて悔しい日もある。時には次の日の朝も早いのに、夜中まで相場を監視しなければならないこともある。でもそんなの当たり前。

勉強や検証は絶え間なく、日記をつけるし相場仲間と情報交換もする。1年365日、相場の事が頭の中から離れることはありません。もちろんそれは苦でも何でもありません。

ずっとそうしてきたから、それが当たり前なんです。「得意とは、反復の集合体である」と僕は考えているので、何年も何年も反復練習した人に素人はそうそう敵うものではありません。

大谷選手のように規格外の結果を出す人は、そもそもの目指す場所と基本としている基準値の高さが人とは桁違いなんだと思います。人と自分を比べることに、実は何の意味もないのではないか。自分がどうなりたいか、ただそれ1点のみに絞って自分の常識を作り上げることが規格外を生む唯一の方法なのではないかと信じて止みません。

逆の思考を自分の中に根付かせる

負けている人が思い悩む様は容易に想像がつきます。僕もずっと悩みつづけてきたので痛いくらいです。そんな人の気付きになりたくて、こうしてブログでうだうだ言ってるわけなんですが。

自分がめけている原因をいっくら考えてもわからないとき、答えは簡単だってことに立ち戻って欲しいのです。それは「いまやっているトレード方法は、勝てない要素の掛け算である」ということです。

トレードを決める要素はいくらかありますが大体、「通貨選択×取引する時間帯×執行時間足×証拠金×ロット×損切り位置×利確位置×エントリー根拠×ショート or ロング」って感じでしょうか。

細分化しようと思えばいくらでも定義は可能ですが、それほど複雑にする意味もないので結論をいいます。

さっき言った掛け算のどこかの要素が、1つあるいは全て間違っているか逆なんです。」っちゅーことです。だからどれが間違えているのか、徹底的に自分のトレードと向き合って潰すが逆転させるんです。

自分の感覚的な根拠こそ後に、実は何よりも信頼できる根拠になり得るのではないか、相場はやはり自分との闘いなのかもしれません。