FXで勝てる手法が生まれる瞬間とは

トレード手法

こんにちはユキトです。

今回は勝てる手法について、現時点で僕の辿り着いた考え方をご紹介します。結論から言うと手法は最終的に「自分だけの手法」に収束します。つまり他のトレーダーが紹介したりしている手法の、どれでもいいので自分がしっくりくる手法を選んで自分用にカスタマイズします。

そのまま再現すればいいじゃないか、と思う人もいるかもしれませんが、僕にとってはそっちの方が鬼ムズではないかと思っています。本記事ではその辺の根拠をはじめ、手法をどのようにカスタマイズするべきかを考えていきましょう。

勝てる手法は自分の中に眠っている

勝てる手法は自分の中に眠っている
僕は長年、ありとあらゆる手法を試してきましたが、どれ1つとして考案者が考えたそのままの手法を取り入れて勝ち続けることはできませんでした。

現に今の私のトレード手法は、複数の手法を合理的に組み合わせたハイブリット手法に落ち着いています。もちろん常に自分の調子や相場に合わせて、柔軟にカスタマイズし最適化しています。

ですから僕の考えでは、勝てる手法は手法そのものには存在せず、自分の中にあると考えています。少し哲学的にも思えますが、これから本記事でそれらをロジカルに解決していきましょう。

まず手法を1つに絞る

初心者の方、あるいはまだ自分の手法に自身のない方は一刻も早く、勝てる勝てないは横に置いてまず、どれか1つ手法を選んで固定してください。手法というのは、どれを選んでも結局は相場の立ち回りの一部に過ぎないので、言い方を変えれば「大した勝てる要因」にはなりません。

それより何より大事なのが、「手法を固定する」ことです。同じチャートパターン、同じプライスアクション、何でもいいので同じ場面でエントリーしイグジットする手法を手に入れてください。その手法が完成したら、また別の手法に手を出してOKです。

多くの人は、手法を完成させないまま次の手法に行ってしまうので、いつまで経っても「勝てる手法」に昇華しないのです。

実践してみるけど上手くいかない

そもそも今あなたが、使っている手法は誰から教わりましたか?ネットに落ちていた手法でしょうか?それとも勝ってる人から購入した商材で手に入れた手法かもしれません。

いずれにしても自分である程度は検証されてみたこととと思いますが、実際にその手法を使って勝てていますか?もしかして、全く勝てないのではありませんか?

勝てているならこの記事を読んでいただく意味はありませんので、ほとんどの人は勝てていないのが実情だと思います。でも、なぜ手法を作った人は勝てて、手に入れたあなたは勝てないのでしょうか。実はそれには、きちんとしたカラクリがあります。

そのカラクリとは、「勝てる手法は考案者にしかわからない裁量部分が多く含まれている」という事実です。手法を人に教える際、考案者はなるべくシンプルに誰でも再現できるように手法をブラッシュアップします。しかしそこが落とし穴で、肝心の裁量部分については端折るんですね。

いえ端折るというよりは、裁量については伝えようがない部分なのです。手法を考案するようなトレーダーはおそらく、何万時間もチャートを監視し続けてきたトレーダーです。彼らは手法以外にも、それを使用するのにふさわしい相場の環境認識を並行して済ませているのです。

なのであなたが手に入れた勝てる手法は、手に入れた時点で既に「別の手法」に変化してしまっているのです。ですからあなたが考案者と同等レベルの実力の持ち主で無い限り、同じ手法で勝てるようにはならないのです。

上手くいかないから手法を変えてしまう

先にも述べたように、手法の考案者と同等のスキルをあなたが有さない限り、あなたがいくら同じ手法を試したところで勝てるようにはなりません。もっと言えば、考案者の年齢や性別、ライフスタイルやパソコンのスペック、器用さや集中力に至るまであらゆる条件があなたとは違うはずです。

ですからせっかく手に入れたと思った勝てる手法を、あなたは別の理由(ただ勝てないから)ですぐに捨ててしまうのです。ここで明言しておきますが、僕は「勝てない手法など滅多にない」と思っています。ただ、その手法を「自分用にカスタマイズしていないから勝てない」のだと考えています。

ここであなたも次の新しい手法に手を出す前に、一度立ち止まって「自分だけの勝てる手法」にカスタマイズするための方法を確認してみてください。

勝てる手法へカスタマイズする方法

勝てる手法にカスタマイズする改革
あなたの持つ手法が順張り、あるいは逆張りのどちらでもかまいません。またその手法に使用する水平線やトレンドライン、それにインジケーターも、手法によって様々ですが何でもかまいません。

大事なのは種類ではなく、自分に適しているか、使いやすくカスタマイズできているかです。他人のグローブやバットで野球をするのは難しいものです。

時間軸を変更してトレードスタイルを再検討する

ではまずカスタマイズの1つめに大事なことは時間軸です。トレードスタイルと密接に関係している時間軸こそが、そもそも勝てる手法とマッチしていない可能性があるからです。

例えばあなたがサラリーマンで、スキャルピングの手法を実践するのであれば帰宅後になるはずです。そして手法をスキャルピングに固定するのであれば、ボラのあるニューヨーク時間に取引するのが適しています。

しかし大学生や主婦であれば、日中にも取引できるので東京時間に適したレンジ手法を用いた手法を使用するべきです。このように、そもそもあなたのライフスタイルと、トレードスタイルがマッチしている手法でなければ集中してトレードすることはできません。

このようにまず、あなたがトレードできる時間帯と分析する時間足が手法に適しているのか、冷静に考えてみてください。

資金管理を徹底しつつ、ロットを最適化する

続いてこちらも、トレードスタイルと関係性が深いファクターとなりますが、手法によってバラ付きのある獲得pips数の概念についてもカスタマイズが必要です。ここでよく考えていただきたいのは、獲得pips数は多ければ多いほど良いのでしょうか。

僕も気付くのに時間がかかりましたが、この答えはノーです。あなたがもし、せっかくの含み益を損失で終わらせることが多いトレーダーの1人だとしたら、この考え方を改めるべきです。

とくにスイングを主とした手法で大きな利幅を狙ってトレードしてきたのであれば、おそらく何度も利確のチャンスを逃してきたことでしょう。ここで考えるべきなのは、「利益のうちに決済する技術があるかどうか」です。

例えばもしあなたが今日のトレードで3万円を稼ぎ出すために、1ロットで30pipsの値幅を狙っているのであればそれをやめて、3ロットで10pipsだけ抜く手法にカスタマイズしてみてください。エントリーポイントなどは考案者が考えた根拠のままで大丈夫です。

このようにして、狙う値幅はなるべく小さくしつつも、損失許容内で適切かつ多めのロットを打ち込めば獲得金額は同じなのです。しかも上手く伸びれば、期待以上の利益が見込めます。

pipsをひたすら伸ばすという不確定要素の多い戦略から、自分の時間感覚や金銭感覚に応じたロットコントロールもカスタマイズの対象です。

守れるトレードルールに調整する

手持ちの手法を「勝てる手法」にカスタマイズすると同時に、トレードルールもまた自分ナイズする必要があります。また手法には必ず執行するためのトリガーとなる詳細な要件が必要ですから、

  • いつ
  • どの場面で
  • どのくらいのロットを
  • どこまで保有するのか

これらを予め決めておく必要があります。そしてこれらの1つ1つに対して、自分にとって最も違和感のないものに要件もカスタマイズしてください。

違和感がないとは、例えばあなたのトレードの傾向として利確が早いのであれば、「利確が早くても問題ない要件」にしましょうということです。利確が早いのであれば、損切りをもっとタイトに設定するとか、一気に伸びるニューヨークタイムしか取引しないなどのルールを練り上げるのです。

ルールは無理に守ろうとして守れるものではなく、守れる範囲で結果的に守れていることを目指してみましょう。

今までと逆のことをしてみる

勝てる手法作りに真逆の発想を用いる
前章で確認してきた手法のカスタマイズと、それを執行するための要件を自分用に調整することで、これまでの結果とは明らかな違いが出るはずです。

そしてさらに、これらを構成する土台としての概念に「逆説的な要件」を追加検討することで、大きな変化が現れます。

思考に変化をつけることで、プロセスが変わり、結果に影響を及ぼすのは至極当たり前のことです。

利益を伸ばそうとしない

一般論としては、リスクリワードを1:2以上でトレードしましょうと誰もが言います。そうしないと損切り貧乏になるとか、コツコツドカンになるなどの理由が挙げられます。

しかしこれは見方を変えれば結果論でしかなく、たまたま「思いのほか伸びた」というだけの産物かもしれません。そもそも資金管理がきちんとできていれば、上記のようなことにはなりません。

どれくらい伸びるかは相場次第、いったんレートが戻してきそうなら即利確。こんな逆説的なルールでも、意外と自分には合っている可能性は多分にありますので無下にしてはいけません。

大衆と逆のことをするから、一部の勝ちトレーダーになるのは言わずもがなですからね。

短い足のプライスアクションをよく見る

初心者には不向きといわれる短期足取引。ローソク足のプライスアクションも値動きが激しいので、慣れていないトレーダーは振り落とされがちです。

なので初心者は4時間足以上のゆったりスイングトレードが推奨されるの常ですが、これは突き詰めて言うならば「細かい値動きは無視しましょう」ということです。

しかし相場がフラクタルな以上、細かいプライスアクションを判断し絶好のタイミングを割り出せないトレーダーが、長期足なら上手くエントリーできるのでしょうか。

僕的にはこれ、あまり腑に落ちません。何も1分足まで見る必要はありませんが、5分足は精度の高いエントリーにもってこいだと個人的には考えています。

5分足で天井や底を形成した場合、それは1時間足や4時間足の反転の兆しを示唆します。ですから、細かい時間足のプライスアクションを、普段の相場分析に加えてみる事を強くおすすめします。

トレンドになんて乗らなくていい

利益を伸ばし過ぎないという考え方とリンクするのですが、トレンドに乗るというのは非常に難しいことです。

もしトレンドに乗れたとしても、押し戻りや急落を伴って少しづつ伸びていくのがトレンドの本質ですので、その間に得る含み益が大きく目減りする場面にも耐える必要があります。

僕は性格的に自分の判断で、トレンドのジグザグを分割して取る方法にシフトしました。「ジグで含み益、ザグで減益」に耐えるよりも、「ジグで利確、ザグで利確」。

あなたもいつまで続くかわからないトレンドに乗るなんて妄想を捨ててみると、何か新しい発見があるかもしれません。

ヒントは「片波だけ取る」です。

僕が最も得意とする勝てる手法は、波の1辺のみをいただく方法です。どの時間足でもかまいませんが、波を打つ前に利確してしまいます。そして反発したら、またその1辺を取りに行きます。

ですから僕にとって順張りとか逆張りとか、あまり関係ありません。1辺ずつ丁寧に反発をとらえていきます。

いかがでしたでしょうか、このように概念的に手法を見直すだけでもトレードは劇的に改善されることがあります。

あなたも既に気付いたのではないでしょうか。「勝てる手法は手法の外側にある」ということを。

それでは今回はここまで、ユキトでした★