FX最強の資金管理術【正しいリスクの取り方と計算方法】

資金管理

こんにちはユキトです。

今回は僕自身のトレードが、「劇的に変わるきっかけ」となった、資金管理の最強テクニックについて共有させていただきます。

トレーディングはついついチャート分析に力を注ぎがちですが本来、相場はランダム要素が強く、特定のチャートパターンの中にのみ優位性があると言われているのが一般的です。しかしその「特定の優位性」にのみ全力で資金をベットしていれば勝てるかと言えば、それは土台無理な話となります。

そこで登場するのが「資金管理」なのですが、特にトレード初心者や勝てない中級者に多いのが「資金管理のスキル不足」です。トレードそのものより、とても地味な概念なだけに軽んじる人が多いのですが、それだけに「ダントツで勝てない理由」となっていると思います。

気付いた者勝ち

これからお話しすることは、トレードの本質です。優良級の情報となりますので、自分が勝てない理由を思い出しながらよく読んでみてください。

FXにおける資金管理が最強なわけ

資金管理は最強

資金管理とはトレードそのものである

そもそも資金管理とトレードのテクニックを別々に考えること自体がナンセンスです。FXのトレーディングにおける資金管理とは、トレードそのものを意味します。

じゃあ例えばテクニカル分析はどこが資金管理なのかと聞かれれば、それは「エントリー基準」と「利益確定基準」または「ロスカット基準」、あるいは「取引ロット基準」であり「リスクリワード基準」など、全ての基準を測定するものであると答えざるを得ません。

ロスカットは必要経費

また資金管理の考え方で重要なポイントの一つに、「ロスカットは必要経費と考える」という概念があります。一般的な会社の人件費や、飲食店・小売店における商品・物資などの「仕入れ」と全く同じ考え方です。

つまりは売上を上げるために「仕入れは絶対に必要である」という考え方で、トレードにおいても「勝率が100%でない限り、損失なしに勝ちトレードは掴めない」というのが紛れもない真実です。

売上は経費を超えなくてはならない

これは当たり前のことですが、トレードにおいても「ロスカットで出た損失額を、利益確定額が上回らなければならない」という意味です。

ことトレーディングにおいて、これを実現するために必要なのが「資金管理」となり、先に挙げたようなトレーディングにおける一連の「基準」を「正確にコントロール」する必要が出てきます。

資金管理ができていないとどうなるか

資金管理ができないと危ない

ロット計算が曖昧になる

まずは一番大事と言っても過言でない資金管理のファクターの1つは、「エントリー時のロット計算」になります。

ロット計算せず固定ロットや、目分量でロットを決めている場合は要注意です。なぜなら証券口座に入っている証拠金の額は変動しているから。

例えばロットを固定するのでされば、損切りの位置は自分で決められないことになります。いやいや自分で決めているよというあなた、では何を基準に損切りポイントを決めているのでしょうか。

もし固定ロットで損切り幅も固定、あるいはダウ理論などに基づいて置いているとすると、「1回のトレードの許容損失額をコントロールできていない」ということにないます。

許容損失額をオーバーする

では先にも説明した「1回のトレードの許容損失額をコントロールできていない」とは、どういうことでしょうか。

ますトレード毎の許容損失額を決めていない場合、きちんとして資金管理のもとでトレードしていないことになります。

1回の負けでいくらまでなら負けられるか、例えば10,000円で販売しようと思っている商品の仕入れが12,000円だった場合、売れば売るほど赤字になることは明白ですよね。

でもトレードで負けている人は、このように杜撰(ずさん)な資金計画でトレードしていると言えます。

利益確定が早くなる

それでは仮に、仕入れ(1回の許容損失額)が12,000円に決まっていた場合はどうでしょう。そうですね、「売価を10,000円ではなく、12,000円以上に上げればいい」ということになりますね。

これもトレードに置き換えると、12,000円の損失が出るかもしれないと事前にわかっていれば、「絶対にそれ以上のポイントで利益確定を執行しないといけない」ということになります。

つまり僅かな利益では赤字となるので、損切り額を上回る利益を得るために、含み益を伸ばさないといけないということです。

ここは重要

損失を上回る利益を出さないといけないのは、あくまで「平均して」という意味です。次のトレードが必ずしも、勝ちトレードになるわけではないからです。

ですから負けが込んでいればいるほど、焦って利確してしまうと目標平均金額に到達せず平均を下げてしますばかりか、赤字に転落してしまう可能性もあります。

では次の章では、このような平均して資金をプラスにするためのトレード(資金管理)を実行するにはどうすればいいのかを詳細に説明します。

エントリー時の資金管理手順

最強の資金管理手順を紹介

1回のトレードの許容損失額を決める

決め方は簡単で、証券口座に入金している証拠金の2~10%前後で設定してください。数値は個人の任意でかまいませんが、このパーセンテージを上げれば当然、1回のトレードに晒す資金リスクは上がります。

例)証拠金が20万円の場合

1回のトレードの許容損失を5%に設定した場合
=許容損失額は10,000円

上記のように5%で設定した場合、20回連続で負ければ証拠金は全てなくなります。でもさすがに、20回も連続で負ける方が難しいかもしれませんね。2%で設定した場合は50回連続負けまで許容できますので、リスクは最小限に抑えられていると言えます。

トレードする時間足を決める

トレードする時間足こそ、エントリーする前には必ず固定してください。理由は明白で、損切りまでの距離を正確に測るためです。この設定がブレるとトレードの軸が曖昧になるため、損切りや利確を正確に執行することは困難になります。

ダメな事例

30分足で自分の得意なチャートパターンが出現したので、押し目でロングした。しかし押し目で上がっていかずに更に下がってきたので、4時間足の押し目っぽいところに損切りをずらして難を逃れた。

これは本当に気を付けてくださいね、利確ポイントを下位時間足から上位時間足に変更するのであればまだしも、損切り位置をまだ距離的にも余裕のある上位足に変更するのは厳禁です。

損切りを置く場所までの距離を測る

トレードする時間軸を決めたら、損切りまでの距離(pips)を測ります。自分の得意なポイント、得意なパターンであれば毎回それほど誤差はないと思います。

この距離は当然、小さい方がいいのですが、この距離が遠いからといって「1回のトレードの許容損失額」が変わるわけではありません。

つまり、どれだけ損切りまでの位置が離れていようとも、負ける額は必ず自分で設定した「証拠金の2~10%以内」に収まるように設定します。

設定の方法は後述しますので、ここでは損切りまで20pipsあったことにして説明を続けます。

リスクリワードを計算する

損切り位置を決めたら次に、目標ポイントを決めます。レートがどこまで伸びたら利益確定するかを、エントリーの前から決めておきます。

期待値は倍返し

これは一般的にリスクリワードの設定と呼ばれていて、「リスク1に対し、最低でも2以上の比率で利確ポイントを設定」してください。もし利益確定ポイント(目標)が1以下にしか設定できない場合は、このポイントでのトレードは即座に中止してください。

今回は損切り位置設定を20pipsで設定しますので、1:2以上でリスクリワードを設定すると、最低でも40pips以上の利益確定ポイントを見込んだトレードプランが必要となります。

ロット数を決める

無事に利確ポイントが、「損切り1:期待値2以上」で設定できたらOKです、次にエントリーするロットを計算しましょう。

何も難しい計算は必要ありません。先ほど決めた1回のトレードで許容する金額を、損切りまでのpips数で割ってください。

例)クロス円の場合

許容損失額10,000円÷0.2円(20pips)=50,000通貨

つまり50,000通貨でエントリーした場合、損失は必ず10,000円で、利益は必ず20,000円以上となります。

資金管理はここまで厳格に設定できてはじめて、トレードをコントロールできていると言えるでしょう。

また損切りは逆指値設定での自動決済が望ましく、利益確定も指値が理想的ですが相場の状況によっては手動に切り替えて決済します。

資金管理プラスαの経験値

経験値から危険を知る

損切りは予定より早くてもいい

上記で見てきた資金管理と併せて、自分の経験値をプラスすることで、さらにリスクを抑える事ができます。例えば、損切りポイントに未達でもロスカットを執行してします方法。

明確な根拠が崩れるまで損切りをしないのも確かに正解ではありますが、僕はエントリー後に雲行きが怪しくなってきたなあ、、、くらいで損切ることもよくあります。

例えば僕は4時間足と一緒に、マルチタイムフレームで30分足も監視しているのですが、この30分足で思惑の方向が否定された場合(ダブルトップ・ダブルボトムなど)ば損切り、あるいは利確します。

下位足のWトップやWボトムは、レンジへの移行や反落に見舞われる可能性があるので要注意です。

利確は建値決済覚悟で伸ばす

先の説明にもありました「リスクリワード1:2以上」の理屈から、含み益はなるべく伸ばす練習が不可欠です。要は根拠がある限り、常に「大勝ち」を狙うという考え方です。

もしあなたがこのような場面で、「レートが戻ってきても仕方ない、建値か少しプラスならOK」と思えるほど握力が強い場合は月間でプラスになる可能性が高いと考えてもいいでしょう。

レジサポやMAタッチで利確する

ただ利益を伸ばす上で大事なことは、これも「見ている時間軸を変えない」ということ。エントリーする前に決めたリスクリワード(損切り位置と目標ポイント)は、別の時間足では機能しないので、必ず事前に決めたルールに従ってください。

ただし見ているレートの行く先に、強いレジサポ(上位足の節目)や移動平均線などがある場合は要注意です。かなりの確立で弾かれますので、状況を判断しながら利益確定するのも正義です。

いかがでしたでしょうか、FXは「資金管理=トレードそのもの」という僕の主張が少しは理解してもらえたなら嬉しいです。

僕は資金管理こそ最強と本気で考えていて、テクニカル分析の10倍くらいは気を使ってトレードしています。だって仕入れコストや、売上(見積もり)に厳しい営業マンの成績が悪いなんて聞いたことありませんからね。

僕のトレードは実に地味で本質的、派手なパフォーマンスは特にありません。もしあなたも共感いただけたなら、とにかく資金管理ルールを守り、誰でもできそうなことを誰よりも真面目に捉えて一緒に取り組んでいきましょう!

今日はここまで、ユキトでした★