本当に逆張りでFXは勝てないのか

トレード手法

こんにちはユキトです。

今回のテーマは「逆張りでは勝てないのか」について、勘違いしている人も多いので詳しく解説できたらと思います。

結論から先に

FXは逆張りでも十分に勝てます。そもそも逆張りや順張りについて、定義が曖昧な初心者トレーダーさんも多いと思うので、まずは概念の違いや実際のチャートの見た目なども併せて考察していきましょう。因みに個人的な意見ですが一般的に、逆張りは初心者が好むと言われますが、僕は億トレーダーも逆張りが好きな方が多いように感じます。

逆張りと順張りの違いについて

逆張りと順張りの違いについて

トレードする時間足が違うと景色が違う

そもそも「逆張りと順張りの違い」について、あなたはどのように認識していますか?

トレンド方向が順張り

トレンドに逆らうのが逆張り

よく言われているのはこんな感じですかね、でもこれって実は全く意味がわからない表現なんです。それは何故かというと、「どの時間足を軸として見た際のトレンド認識なのか」という概念が抜け落ちているからです。

分かり易く例を出して一緒に考えましょう。

例えばあなたが4時間足を好んで使うトレーダーだとして、上昇トレンドも見た目にそろそろ終わりかなという局面で、過去の重要な水平線にタッチしたのでトレンドが崩れると考え、ショート方向にエントリーしたとします。

しかし確かに水平線で一時は反応し、ローソク足二本分は陰線をつけました。しかし、しばらくして陽線で何事もなかったように重要な水平線を突破していきました。

もちろんもっと下げる事を見込んでショートポジションを保持していたあなたは、水平線を背にエントリーしていたので、ブレイクしたらすぐに損切りしなければなりません。

さてここからが重要、逆張りして負けたあなたは「逆張りだから負けた」のでしょうか?

時間足違いのトレーダー

ここであなたの友人である僕の登場です。僕はあなたが4時間足で逆張りを試みている間、実は30分足で下降トレンドに乗って数十pipsの利益を得ました。

え?あなたと全く同じトレードポイントですよ?えーまー見事な下降トレンドが出ていました、30分足ではね!

どうでしょう、わかりましたかこの違和感。4時間足の波のサイズで取引していたあなたと、30分足の波のサイズで取引していた僕では「トレンドの認識が全く違う」ということがわかりましたね。4時間足では僅か2本の陰線でも、30分足なら16本にも及ぶローソク足が下降トレンドを形成します。

なのでまずは、見ている時間足によってトレンドと思って順張り取引している人と、トレンドにさからって逆張りだと思って取引している人が両方いることを頭で理解しておきましょう。

値幅(pips)について

では続いては値幅について、先ほど説明した通り時間足には軸が必要なことがわかりました。自分は4時間足を基準に、トレンドフォローしているとか反発を狙った逆張りだとか。

これさえわかっていればもう、値幅の考え方はとてもシンプル。値幅の取れるトレードとは当然、トレンドフォローである「順張り」になります。

理由はエリオット波動における「推進波」と「調整波」の考え方をそのまま代用、推進派はトレンド方向に大きく伸びるので「順張り」の方が値幅は大きく、調整波を取りに行く「逆張り」は、推進波の数十パーセントとなります。(戻しですからね)

ちなみにエリオット波動ってなんだっけ?という方はこちら

ご参考まで

エントリーのタイミングについて

ここは基本に忠実に、順張りと逆張りのエントリータイミングの違いについて確認しておきましょう(手法ではありません)。

順張りのエントリータイミング

  1. 押し目買い
  2. 戻り売り

はい、これだけです。これ以上でも以下でもなく、基本的にこれ以外にはありません。ロングなら落ちてきたところを拾い、ショートなら戻してきたところを叩きます。

ただし注意点があります。「押し目買い」や「戻り売り」は、けっこう難しいです。それは何故かというと、自分が基準としている時間足のトレンドが崩れてたと思っても、それは上位足トレンドの押し目・戻り目だったりするからです。

押し目買い・戻り売りはフラクタル構造を意識する

つまりトレンドフォーローしたいのに、自分の時間軸では逆張りになるということです。どうですか?少し難しいですよね、このようなチャートの捉え方は、「マルチタイムフレーム分析」や、フラクタル構造について理解しておく必要がありますので、よければこちらの記事も参考にしてみてください。

なぜFXで逆張りは勝てないと言われるのか

ゲームオーバー

ナンピンを常用するトレーダー

ではなぜ逆張りは勝てないと言われるかというと、僕なりの見解ではいくつか原因があると考えています。

その中でも最も多い負け方は、やはり「ナンピン」ではないでしょうか。ナンピン自体がダメだとは思いませんが、基本的にはFX上級者意外は個人的にやめておいた方がいいと思います。

ナンピンはレートがほぼ確実に戻ってくる確証がある場合にのみ、エントリー時よりも平均価格を有利にするために使います。なのでタイミングの問題だけなので、僕もよく使いますが、勝てていない方にはあまりおすすめしません。

ナンピンをせず安全にトレードするのであれば、レートが逆行したら一度損切りし、また思惑の方向に気配を変えたらエントリーすればいいだけのことです。

強いトレンドが出たら焼かれる

また天底を狙う逆張りトレーダーにとって大敵なのがこの、強烈なトレンドが発生した時の焼かれ方です。例えば上昇局面で、そろそろ天井だろうと上からショートを打診的に撃ち込みまくるわけですが、なにせトレンドの勢いが強いので全然落ちてきません。

僕も一度、自分のロジックではここで間違いなく反発して下降が始まる!絶対!という局面で、ショートポジションを仕込み始め、ナンピンを合計5発ほど打っても上昇の勢いは衰えることを知らず90万ほど1トレードで吹っ飛ばした経験があります。

後で考えたらなんて馬鹿な事をしたんだと後悔しましたが時既に遅し、このとがあってからトレンドに逆らうことを止めましたとさ。

感覚的にトレードしてしまう

感覚トレードは僕の経験上、調子の良いときほどやってしまいます。また初心者の頃には絶対にしなかったような根拠の薄いトレードを、下手な経験から肌感覚でチャレンジしてしまうんですよね。

何回も何回も無駄なトレードをして痛い目をみたら、自然としなくなりますが、「〜かも」と語尾につくレベルの根拠ではトレードを見送るべきでしょう。

逆張りで勝てない人へアドバイス

FXで勝てない人へアドバイス

反転するまで待つ

逆張りといったらチャートの天底でパチーンと先っちょを捉えると確かにカッコいいですよね。でもカッコいいだけで成功率が低い手法なら、ぜんぜん意味ないですよね、そもそも誰も見てませんし。w

僕のおすすめは、「きちんと折り返してから、遅れ気味にエントリーする」という方法です。そのまんまですが、方向性がが出てからその方向に入る方が成功確率はグンと上がります。

特にダブルトップやダブルボトムなど、進行方向が否定されたらチャンスです。なるべく損切りを深めにとりつつ、多少ジグザグしてもゆったりした気持ちで方向転換を待ちましょう。

利確を早くする

先ほどの「強いトレンドが出たら逆らわない方がいい」という話と通じるのですが、逆張りが成功したからといっておちおちしていられません。元来、逆張りはレートの調整を取りに行く手法ですので、ボーッとしていたらレートは逆流してきてしまいます。

またリスクリワードの観点から、なるべく利益は伸ばす方がいいのは確かですが、こと逆張りトレードにおいては無理な保有は逆効果です。トレンドのパワーに押し戻されてくる前に、腹八分で利確するのも正義だと心得ておきましょう。

精密な逆張り手法を手に入れる

冒頭に結論として主張させていただいた、「逆張りでもFXは勝てる」というお話ですが、僕は研究に研究を重ねた上で裁量ではありますが、きちんと仕組み化したオリジナルの逆張りとトレンドフォローを組み合わせた手法で日々トレードしています。

正直、にわか仕込みの逆張り手法ではなかなか勝てないと思いますし、過去の僕がそうでした。もちろん手法は人それぞれですし、テクニカル分析だけで相場は勝てるわけでもありません。

逆張りのヒント

逆張り手法でトレンド転換を見据え、波の天底を狙うことを僕はおすすめしません。僕が逆張りするときは、あくまで「波の揺り戻しを狙った一時的な調整波」のみです。トレンド転換は、きちんと「トレンドフォロー手法」で波に乗りましょう。

とまあ今回はこの辺で失礼します、長読ありがとうございました。ユキトでした⭐︎