プロでもFXで負ける原因と勝つコツについて

トレードルール

今回は自戒の念も込めつつ、自分の中で確立したいトレードルールについてシンプルにまとめてみたいと思います。シンプルでなければ吟味し考え抜かれているとは言えませんので、その辺の考え方も併せて考察していきます。

言うなれば勝つコツのようなものを掴んでもらえればと思うのですが同時に、負けない為のコツも明言していきたいと思います。エントリーする際に今一度、本当にここでトレードするべきか否かを自問自答できるようになりましょう。

FXが背負っているもの

そもそもあなたにとってFXトレーディングとはどんな存在ですか?ゲーム感覚で楽しんでいる?またはギャンブル的に取り組んでいる人も一部でしょうが少なからずいるはずです。

しかし僕を含む大半の真面目なトレーダーは、「いやいや仕事と捉えるべきでしょ!」と正道とも言える答えを持っているのではないでしょうか?

うーんそう答えたいけど、まだ稼げていないから仕事とは呼べないな・・・。という人も多いはずです。しかし考えてみて欲しいのです、仕事として例え無給でも相場に仕える覚悟があるのと無いのとでは、最終的にどちらが恩恵を受けることになるか。

僕にとってFXは人生の希望であり、どん底から這い上がる為に心血を注いだ尊い時間と経験をもたらしてくれました。そしてこれからの僕の人生においても、多くの富を与えてくれ家族を幸せにできる可能性を秘めている唯一の存在です。

皆がこのように感じれるかといえば決してそうではないと思います。まだ勝てていない人には綺麗ごとに聞こえるかもしれません。しかし大事なのは、勝てていないうちから例え片思いでも、相場を一途に愛し続ける覚悟があるかないかのように僕は感じています。

では本題。僕にとって正しいトレーディングとは「正しいマインド」と「正しいテクニカル分析」の2つに集約されます。どちらを損なってもトレードは上手くいきません。

負ける原因(正しいマインド)

まず負ける原因ですが十中八九、正しいマインドを持てていないからだと僕は考えています。以外かもしれませんが負ける原因においては、あまりテクニカルな要素はないのでよく考えながら確認してみてください。

短期足でトレードしている

負ける原因の1つ目は難易度の問題です。早く稼ぎたいからといって5分~1時間足などでトレードして勝てていない方は、まずエントリーの根拠としているチャートの時間足を長めに設定することをオススメします。

短い足はノイズが大きく、上下動を繰り返しながら結局は上位足の向かう方向へ進んで行きます。目線がコロコロしてしまう人は「日足や4時間足のトレード」を推奨します。

比較的に波が大きくゆっくり動きますし、低めのロットでも大きくpipsが取れるのでトレード自体の精度も高く勝率も上がるはずです。

チャートを見過ぎ

先の時間足の変更に通じることですが、細かいノイズ波で目線がコロコロしているというのは言い換えれば「大きな時間足の方向性を信じていない」ということに他なりません。

例えば「4時間足はしばらく上だな」と予想した場合、たった6本のローソク足で24時間後のチャートが形成されます。これはマル1日放っておいても大丈夫ということです。

チャートを見過ぎていると、5分足がちょっと反落したくらいで焦って損切りしたり利確したくなります。そんな値動きは4時間足にとってどうでもいいノイズに過ぎません。

トレード回数が多過ぎる

ここまでは先の2章と通じている原因ですが、細かい時間足でノイズ波に振り回されチャートを頻繁に監視していると、自ずとトレード回数が増えると思います。

これは僕が出した結論ですが、「トレード回数はなるべく少ない方がいい」です。以下の考え方を参考にされてみてください。あなたはどっちがいいですか?

  • 月に1回のトレードで100pips取って1回勝って勝率は100%
  • 月に100回のトレードで50回ずつ勝ち負けを繰り返してプラス100pips、勝率は50%

これは絶対にどっちがいいという話ではなく、「どっちが楽か」という視点でのみと捉えてください。

しかしですね、そもそも安定して50%の勝率をパフォーマンスできるのであれば月の収支はプラスのはずなので、負けている方は圧倒的に「余計なトレードが多いと自覚すること」を念頭に置いてトレードを仕分けてみることをオススメします。

逆張りしている

逆張りの定義は各時間足をフラクタルに見なければ一概に判断できませんが、僕が負ける原因の1つとして挙げる逆張りとは「下位足が天井や底を作っていないうちに落ちてきてるのに買う、上がってるのに売る」というトレードです。

下位足で天井や底を作るとは、「ダウが崩れる」ということです。せめて自分がトレードしている根拠足の2つ下の足のダウが崩れて初めて、ちょっとした天井と底が形成されたと判断します。

つまり天井や底ができていないうちにエントリーするということは、落ちてくるナイフを素手で掴もうとすることと同じです。ちゃんと地面に落ちて動きが止まってから触らないと大怪我します。

この逆張りの定義はあくまで僕の基準ですが、トレンドが強い時ほど逆張りすると本当に大損失となるケースを何度も経験しました。一般的に「逆張りは損切りが浅いからエントリーには向いている!」などの見解を示すトレーダーがいますが、まったくその通りです。しかし、その逆張りは天底が形成されてからの逆張りのはずなのです。

こちらも参考に

ナンピンする

これは僕が最も悪手として警笛を鳴らしたい手法です。ナンピンはもともと株の売買用に考えられた手法で、長期的な投資には効果を期待できます。しかしFXなど短期の投機には有効ではありません。

そもそもナンピンはエントリーに間違いがあった場合の救済策のように使われる事が多いと思います。そして確かに救われることがあるのも事実です。

しかし僕も何度も失敗してわかったのですが、問題の根本的原因はナンピンすることではなく「エントリーに失敗しているのに、その間違いを受け入れていない」という考え方そのものです。

間違いを認められないから、そのトレードをあきらめられないからナンピンするのです。トレードに関わらず、仕事や人間関係においても自分の失敗を認めず食い下がる人の末路は言わずもがなです。

計画的なポジション取りでない限り、そのナンピンは許容損失額を大きく超え大半の資金を失うのです。

ロットを張り過ぎている

適正ロットは証拠金の額により人それぞれです。ですが損切りされて感情が乱されるなど必要以上の痛みを感じる場合は、適正ロットを大幅に超えている可能性があります。

ロットを張れば大きな勝ちに繋がることは確かですが、正しいリスク管理とはむしろ負けた時の影響から先に考えるべきなのです。

僕自身は適正ロット内であれば、けっこう大きめのロットを張るタイプですが、逆行した時に損切りまでしっかり耐えられるだけのメンタルと、損切りになってもクヨクヨして後のトレード判断に影響が出ないような資金管理にも細心の注意を払っています。

負けを取り戻そうとしている

これは名言として心に留めておいて欲しいのですが、「損失は取り戻すものではなく、正しいトレードを続けていれば自然と増えている」というのが僕の中の真実です。

何回負けてもいいんです別に、勝つときのトレードは負けた時の損失なんてあっという間に相殺しても余りある利益が出ます。ですからリスクリワード1:3くらいは望めるポイントでのみエントリーし続ける事が重要です。回数としては負けてる方が多くでも、1回ドカーンと勝てばそれでOKなのです。

勝つコツ(正しいテクニカル)

勝つコツは、負ける原因に比べてはるかに簡単です。実はトレードで勝つためのテクニカル分析なんて小学生にでもわかるようなことしか必要ありません。

負ける原因を排除するのは当然のこととして、下記に絞ってチャートを分析されてみてはどうでしょうか。

ダウ理論

あなたは本当の本当にダウ理論の一番重要な意味を理解されていますでしょうか。

押し安値・戻り高値を抜かない限り、そのトレンドは継続するのです。逆を言えば、抜けばトレンドは転換します。

たったこれだけです。この理論を提唱したダウを、相場の本質を信じ切るのです。

エリオット波動

ダウ理論と併せて使いたいのがエリオット波動です。波形のわかりやすいチャートを選び、自分が乗りたい波がいつ、どこで発生するのかを予測します。

確かに波をカウントしづらい難しい相場はあります。でも読める相場もけっこう多いです。なのでわかるところだけ、しっかりビッグウェーブを待ち構えておきます。

エリオット波動について

え?勝つコツってこれだけ?と思いましたでしょうか。はい、これだけです。ダウ理論とエリオット波動を、誰よりも理解するつもりで波の描かれ方を体に叩き込んでください。僕はトレンドラインとフィボナッチくらいは使いますが、他のややこしいインジケーター類は一切トレードに使いません。相場の本質がわかっていれば、そんなものは必要ないのです。

負ける原因を排除しつつ、本質的な正しい相場のテクニカル分析を学ぶ。これが最短最強だと信じて止みません。