FXの損切りタイミングに迷いがある人へ

トレードルール

こんにちは、ユキトです。
突然ですが質問です。

あなたは損切り好きですか?

「なに言ってんだ!好きなわけないだろ!」という声が聞こえてくるような気がしますね。でもですね、僕は損切りが大好物です。頭がおかしくなったわけではなく、これにはちゃんとした理由があります。本記事では、その訳と大事な考え方についてご紹介しようと思います。

損切りのタイミングは仕事もFXも同じ

FXにおける損切りのタイミング

ポジションはあなたが雇っている使用人

まずはこの概念を理解していただきたいのですが、「使用人」とはよく、金持ちが家事手伝いや子供の世話を一手に引き受けてもらうために雇う人のことですよね。

そしてこの使用人にも、雇い主の言うことを忠実に守ってよく仕事をこなす優秀な人もいれば、勝手な振る舞いや言動をしたり、そもそも家事手伝いや子守りが下手くそな人もいるはずです。

そしてこの記事でいうところの「使用人」とは、「自分がエントリーして保有したポジション」を意味します。ポジションには一度、エントリーすれば命(比喩)が宿り、そのポジション自体に意思が芽生えると僕は考えていて、先にご説明した一般的な使用人と同じように、「優秀とそうでないクソポジション(言葉は汚いですが)」の2つに分類できると考えています。

良いポジションと悪いポジション

では以下に、それぞれの特徴を書き出します。

優秀なポジションの特徴

  • エントリーしたらすぐに、思惑の方向へ進む
  • 思惑の方向にボラティリティをともなって一気に伸びる
  • もし逆行しても、損切り位置に届かずまた順行し始める
  • 逆行し損切り位置を一気に突き抜けていく

上記は優秀な使用人、つまり雇い主であるあなたの言う通りに動く忠実な部下ということになります。待たせることなく迅速に、かつ多くの利益を残してくれるのが本来、あなたが使用人に求める業務なわけですから。

ちなみに逆行し損切り位置を一気に突き抜けていくポジションがなぜ優秀かわかりますか?これはどちらに動くかわからないけど、動くとしたらどちらかに大きく動く可能性のあるシーンでエントリーできている証拠だからです。

このようなポジションは損切り位置を浅く設置できるのが特徴ですから、低リスクで大きく稼ぐチャンスとなります。また雇い主であるあなたに、大きな損失を被らせないよう被害を最小限に留めてくれる優秀なポジション(使用人)ということになるわけです。

では続いてダメな使用人=クソポジションの例となります。

クソポジションの特徴

  • エントリーした途端に逆行する
  • 一度、思惑の方向に伸びたが逆行し損切りになる
  • ダラダラといつまでたっても思惑の方向に動かない
  • 後から何でエントリーしたのか後悔する

エントリーした途端に逆行するポジション、つまり雇った瞬間から言うことを聞かない使用人は論外として、一度は思惑の方向へ伸びたが逆行してきて損切りになるポジションは要するに「レンジの中で取引している可能性が高い」ということになります。

レンジは一定の高値と安値を行ったり来たりするエリアですから、積極的にトレードを仕掛けるには相応しくない場面となりますね。このような場合は、早めの利益確定がセオリーとなりますので、しっかり環境認識した上でエントリーするのであればOKです。

そして一番やっかいなのが、ダラダラといつまでたっても思惑の方向に動かないポジション、そうです全く働く気のない使用人ということになります。トレードにおいて時間の経過自体に状況の変化を伴いますから、動かない=リスクとして捉えるのが無難かもしれません。

経済指標の発表にも要注意です!

特に相場のプレイヤーが入れ替わる時間帯、つまり東京時間→欧州時間や、欧州時間→ニューヨーク時間などを跨いでポジション保有する場合は、それまでダラダラ動いていたのに一気に逆方向へ動く場合があるので十分に気をつけましょう!

また、エントリーしたはいいけど後になって「これ全然チャンス場面ではなかったな、、、」なんて後悔してしまうポジションを持ってしまった場合もアウトです。失敗はつきものですが前もって、より慎重な相場分析を実施するよう心掛けましょう。

それでは次章、保有するポジションに対して、このまま持ち続けるのがいいのか、それとをもさっさと利益確定あるいは損切りして様子を見た方がいいのかなど具体的な判断基準を説明します。

ではFXの最適な損切りタイミングとは

損切りのタイミング

もしあなたが本番で、悪いポジションを持ってしまったとします。あなたは、もしかしたら昔の僕のように、悪いとわかってはいても「もう少しだけ様子をみようかな」と考えるかもしれません。

でも僕も散々その考えで無駄なポジションを保有し続けて痛い目にあってきましたので、ここでは少し具体的に考えを改める為のヒントを確認していきましょう。

使用人を遊ばせていたらお金はこぼれていく

結論から言うと、働かない使用人(ポジション)をいつまでも雇っていると、状況は悪化していくばかりのケースがほとんどです。僕の経験を踏まえると、このようなポジションは放っておけば高い確立で損切りに見舞われます。

原因としては先述した通り、良いポジションというのはエントリー直後にしっかり目的地へ向かって伸びていくものです。なのでトレードする時間軸にもよりますが、僕の基準としてはデイトレードならエントリーして1時間以内、スイング気味の短期取引なら2〜3時間以内に順行をはじめないと一旦は損切りします。

もちろん持ち続けていれば順行することもありますが、基本的にすぐに思惑の方向へ伸びていくことを前提にエントリーしている時点で、モタモタすること自体が失敗と定義付けているからです。

ボラティリティがある時間帯にトレードを絞る

また僕の場合、東京時間にエントリーすることはほぼありません。それはなぜかと言うと、ダラダラうごくからです。つまりボラティリティ(値幅)が狭い上に、レンジ気質であることが東京時間の特徴であることからも、一度は思惑の方向に伸びていっても、ブーメランかってほどしっかり戻ってくることが多いです。

なので僕にとっては、どれほど良いチャートの形状であったとしても東京時間はチャンスでもなんでもありません。そもそも昼間は仕事をしていますのでチャートを監視することは難しいですし、休憩時間にトイレなどでチャンスを伺って無理矢理トレードしていた頃もありましたが、思い出しても悲しくなるだけの散々な結果でした。

トレードする時間足(軸)を変更する

あとは使用人(ポジション)が育っていくまで、どれくらいの期間を見てあげるのか?という考え方もあります。ご存知の通りローソク足は短い時間足(1〜30分足)ほど細かくその形状を描きます。なので思惑の方向に動いているか逆行しているのかの判断は、見ている時間足によって判断基準が変わってきます

つまりちょっとのミスも許さず厳しく育てるのなら短期足、少しくらいの細かいミスは大目に見てあげるなら長期足(1〜日足)を基準に判断してあげるという意味です。あまり細かい動きに翻弄され過ぎるのも、その使用人(ポジション)を雇うオーナーとしてはいささか懐が狭いようにも感じますが、それは人それぞれでいいと思っています。

損切り貧乏でいい理由がある

そんないに気に入らないポジションを毎回毎回、ブチブチ損切りしていたら「損切り貧乏」になってしまうじゃないか!そう思われる人もいるかもしれませんね。確かにそれは事実、いつもいつも損切りの判断が早過ぎると、少額の損失は膨らんでいきます。なので僕も初心者の頃は、なるべく損切りにならないように耐えて耐えて耐えまくった経験があります。

そしてどうなったかというと、損切り位置をズラして手酷い火傷を負い、証拠金残高を吹き飛ばした経験が何度もあります。そしてそんな目に合うたびに、「あーもっと早く損切りしておくんだった」と後になって嘆くのです。あなたも一度くらいこの経験があるのではないでしょうか?

損切りマインドセット

損切り時のメンタル強化
では最後に、FXで損切りを執行するにあたり適切なタイミングをキャッチする考え方について理解しておきましょう。

損小利大のメカニズムとは?

初心者の頃は特に、損切りに慣れる必要があります。そして含み益を利確しない(伸ばす)練習も必要です。コツコツ負けて、ドカーンと勝つ。口で言うほど簡単ではありませんが、損切りしまくっても一度の利確で余りある利益が出た時に初めて、僕もこの理屈で本当に合っているのだと思えるようになりました。

損切りは学びの宝庫だから好きなんです

いかがでしたでしょうか。僕の経験上、成長段階の自分にとっては、上手くいったトレードから得られるものって何もありませんでした。むしろ損切りにあった場合、何がダメだったのか?なぜ損切りになったのかを真剣に考え突き詰めることで、エントリーせず見送る場面の精査に繋がったことを確信しています。

ユキト「損切りは最初に決めた位置でしかしないのではなく、相場の流れを見て自分の中のエントリー根拠が曖昧になった時点で切ってしまうのが僕のスタイルです!」

損切りをいかに上手くやるかで、トレードの質はグッと向上することは間違いありません。あなたも是非、損切り名人を目指してみてください!

それではまた別の記事でお会いしましょう、ユキトでした!