コレ知らないと意味ないマルチタイムフレーム分析

チャート分析

こんにちはユキトです。

今回はFXチャートを分析する上で非常に大切だと言われている「マルチタイムフレーム(MTF)分析」について僕なりの考えをお伝えします。

結論から

まず結論から言うと、MT4などの取引画面には自分がトレードする時間足を軸に、2~4画面(時間足違い)のマルチタイムフレームを表示しておいた方がいいです。ではなぜ表示しておいた方がいいのか、その理由について確認していきましょう。

マルチタイムフレーム(MTF)とは

マルチタイムフレームとは?の画像
ご存知の通りマルチタイムフレーム分析とは、「時間足違いのチャートを同時に分析する」という意味です。もっと分かり易く例えると、あなたが森林の研究者だった場合、「それぞれの木の状態を観察しながら、森全体の環境をチェックする」といったイメージになります。

木を見て森を見ず

このことわざの通り、狭い視野にとらわれてしまうと大事な周りの状況が見えづらくなるという意味ですね。これをFX相場の時間の概念に置き換えると、まず相場参加者はみんな「見てる時間足が違う」ということを念頭に置く必要があります。

時間軸とトレードスタイル

では相場には、どんな参加者がいるのか見ておきましょう。

相場参加者のリスト

  1. 1分~15分足でスキャルピングしている人
  2. 30分足や1時間足でデイトレードしている人
  3. 4時間足で1日~3日前後のデイスイングトレードをしている人
  4. 日足以上でスイングトレードをしている人
  5. ポジショントレードで数週間~数ヶ月の取引をしている人

つまり相場参加者は「どの時間足を見てトレードしているか」によって、ポジションを保有する時間や目的、波の形自体がぜんぜん違います。

例えばエリオット波動ダウ理論を使った相場の環境認識においても、これら相場参加者が注目している時間足(時間軸)が違えば自ずと認識も変わるということになります。

マルチタイムフレームの設定

マルチタイムフレーム4画面の画像
ではマルチタイムフレーム分析とは具体的にどのような設定をするのかですが以下、手順を確認してください。

  1. 自分のトレードスタイルを決める
  2. 時間足(軸足)を決める
  3. 軸足を中心に複数チャートを設定する
  4. チャート同士の同期設定をする
僕の場合だと上に貼り付けた画像のように、4時間足(左下)を軸にトレードしているので表示させている画面は「30分足・4時間足・日足・週足」の4画面構成となります。

画面の順番や大きさ、枚数は個人の好みでいいですが、見もしないチャートは邪魔なだけなので閉じましょう。

表示足の根拠ですが、4時間足が軸なので1時間足は波の形状がほとんど変わらないため30分足にしています。またそれ以下の時間足は僕のトレードスタイル(デイスイング)に必要ないので見ていません。

マルチタイムフレーム分析の活用方法

大きな波の画像
設定が済めばあとは分析を始めるわけですが、基本的には「波の衝突があるかないか」と「ビッグウェーブのタイミング合わせ」の2点に絞って活用することをオススメします。

波の衝突を避けリスク回避

波の衝突は異なる時間足同士の波がぶつかるという意味です。これを理解するには、「フラクタル構造」や「エリオット波動論」を理解している必要がありますが、今回はあえてその辺の詳しい説明は割愛し波の衝突にのみ焦点を当てますので以下の引用画像を見てみてください。

エリオット波動論の画像出典:外為オンライン

上位の時間足に逆らわない

上のエリオット波動チャートに現在地を当てはめてチェックするとして、例えば軸足である4時間足(細い赤線の波)が上昇トレンド中でロングエントリーしたいとすると、日足や週足の大きな波(太い赤線)の方向に逆らっていないかどうかという点を確認する必要があります。

大きな波(日足・週足)は小さな波(4時間足以下)を飲み込む修正があり、方向に逆らってエントリーすると逆方向へもっていかれます。

なので少なくとも軸足の1つ上の時間足と逆方向の波には乗らないように気を付けるのがベターですね。

ちなみにエリオット波動については、コチラの記事でも確認いただけます。

波の同調でビッグウェーブのタイミングを図る

今度は先ほどと逆で、画像で見る上位足の波(日足・週足などの太線)が折り返す際に、トレードする時間足(細い線)が最も接近したタイミングで同じ方向にエントリーします。

そうすれば大きな波は小さな波と合流し同調することで、さらに威力を増したビッグウェーブとなってチャートをライドします。それが3波や5波などに現れる推進波と呼ばれる波が出現する理由となります。

また自分の軸足の1つ下の時間足を見る必要性についてですが、これは「波が折り返すタイミングを図るため」に必要となります。

こちらについては次の記事を参考にされてみてください。エントリーポイントの判断に、かなり磨きがかかると思います。

これでマルチタイムフレームの必要性について理解できましたでしょうか?見ている時間軸の違いによって、戦略やエントリータイミングが異なるトレーダー達の総意がなければ、チャートは一方向に大きく伸びることはないということですね。

結論:MTF分析は必須

最初はチャート設定などに戸惑ったり同期方法がわからず苦戦するまもしれません。あるいは分析の仕方が少し複雑だったりするのも事実です。

でもこの概念理解なくして、勝ち続けるのはそれ以上に難しくなってきますので、今のうちに勉強しておきましょう。

それでは以上となります、また別の記事でお会いしましょう。ユキトでした!